アシスタントのミカコ「先生って、確定申告もう終わったんですか。」
行政書士の濱西「これから眠れない日が続きます。」
ミカコ「うわぁ、大変そう。頑張ってくださいね。」
濱西「ミカコちゃんが経理してくれてもいいんだけどね。」
ミカコ「あたしはブログ担当なので。」
濱西「ブログは二人でやってるんだけど。。。」
ミカコ「このブログでは、あたしがヒロイン。と言うわけで、主役の証としてネタを用意してきましたよ。」
濱西「それはどうも。それじゃあ、聞いてみましょうか。」
ミカコ「明らかに筆跡が違う遺言が見つかった時、どうしたらいいんですか?破って捨ててしまっていいの?」
濱西「限りなく偽物くさかったとしても、絶対に捨ててはいけません。」
ミカコ「ははーん、犯罪の証拠として残しておけって事ですね(-ω☆)キラリ」
濱西「それもあるけど、遺言が見つかった場合、どんな時でも検認手続きが必要です。」
ミカコ「そこで、裁判官がニセモノだと決めてくれるんですね(-ω☆)キラリ」
濱西「イチイチ光らなくていいから。前にも話したけど、検認手続内で、偽造かどうかを判断することはありません。」
ミカコ「じゃあいつになったら、偽物って証明できるんですか?裁判ですか?」
濱西「検認の後、家庭裁判所に遺言無効確認の調停申し立てをすることになりますね。」
ミカコ「確か調停って、話し合いのことでしたよね?」
濱西「そうです。調停委員会が当事者同士の意見を聞き、解決にもっていきます。」
ミカコ「話し合いが終わらないときは?」
濱西「そうなると裁判になりますね。遺言無効確認の訴えを起こすことになります。」
ミカコ「そこで決着となるわけですね。なるほどねー。」
濱西「今回の仕事は、ほぼ弁護士の仕事ですね。僕ができる範囲のネタを見つけてきてよね。」
ミカコ「あたしだって、この事務所のために頑張ってるんですよ。今度こそ、先生に感謝されるようなネタを用意してくるから。それでは、ごめん。゜.☆ ドロン!」
濱西「まだ終業時間じゃないから。帰ってこーい。」