アシスタントのミカコ「先生、大変なんです。」
行政書士の濱西「何っ、どうしたの?」
ミカコ「ハーゲンダッツの量が減って、値上がりするらしいです(涙)」
濱西「そんなことか、そもそもハーゲンダッツって高すぎでしょ。あれ一個で、普通のアイスが2個買える。ホームランバーなら4個買えるんだよ。」
ミカコ「せこい。そんな男は嫌われますよ。」
濱西「しかもホームランバー4個買えば、一本くらい当たるでしょ。食べ放題じゃん。」
ミカコ「先生、これ以上喋らないで。悲しくなるから。」
濱西「ホームランバーおいしいのに。。。」
ミカコ「あたしが悪かった。話を変えましょう。そうだ、この質問なんてどうです?」
~父が亡くなりましたが、遺産として周辺の山林や不動産を持っています。
しかし、相続人である私達には、正確な所在がわかりません。
調べる方法はありますか?~
濱西「調べる方法はいくつかあるんだけど、地番や建物番号がわかっているなら、まずは、調べたい不動産を管轄する登記所に行ってみましょう。」
ミカコ「けど、今回の場合は住所よく分かってませんよね。」
濱西「そういう時は、その不動産がある市町村役場に行って、名寄帳を見てみるといいですね。」
ミカコ「名寄帳ってなんですか?」
濱西「役所の人が、土地や建物について固定資産課税台帳に基づいて作るものです。それを見れば、所有者や住所がわかるんだよ。取得代金は、その役所に行ってみないとわからないかな。」
ミカコ「はぁー、なるほど。簡単に見れるものなんですか?」
濱西「相続人でも大丈夫。ただし戸籍謄本など、相続を確認できる書類がいるね。」
ミカコ「これでもうバッチリですか?」
濱西「その後、法務局に行くか、その法務局に請求書を郵送で送るかして、登記事項証明書を取っておくと確実です。一通700円かな。」
ミカコ「高っ。ハーゲンダッツが3個買えますよ。」
濱西「そう、ホームランバーなら11個買えるね。ネット経由で取ることもできるけど、結構めんどくさいので、ここではパス。値段は一通550円と、ちょっとお得です。ホームランバー、」
ミカコ「今度買ってきますから、もういいです。役所に行ったり、法務局に行ったり、結構移動しないといけないんですね。」
濱西「平日に時間取れない人は、ちょっと大変かもね。」
ミカコ「そういう時こそ、専門家へってことですね。」
濱西「そう思ってもらえるといいんだけどねぇ。」