行政書士の濱西「ミカコちゃん、士業娘って知ってる?」
アシスタントのミカコ「しぎょう娘??士業って先生達のこと?」
濱西「そう、その各士業を女性キャラクター化したものなんだよ。」
ミカコ「なんか男の人たちが好きそうな企画ですね。」
濱西「うん。ちなみにこれが士業娘のイラスト。」
濱西「そうね、弁護士娘とかいいんじゃない。」
ミカコ「あー、あたしに似て綺麗な子ですね。」
濱西「行政書士娘も良く書けてるよね。」
ミカコ「あたしに似て可愛いし。」
濱西「ミカコちゃん、司法書士娘はどう思う。」
ミカコ「あたしに似て麗しいですね。」
濱西「・・・。」
ミカコ「・・・(・。-☆うふ♪」
濱西「それでは本題に。」
ミカコ「ここはツッコム所でしょ。」
濱西「あっ、一応ボケてたのね。それはそうと、ミカコちゃん家って、アパート経営してるでしょ。」
ミカコ「はい、そうですよ。ゆくゆくは家賃はあたしのもの♪」
濱西「それって、大家の地位も相続するってことだよね?」
ミカコ「やっぱり、そうなるんですよね。気になってたんですよねぇ。」
濱西「賃料債権を相続すれば、自然とそうなるよね。」
ミカコ「相続したあと、あたし何したらいいんですか?」
濱西「色々することはあるけど、まずは借りてる人に大家が変更したことを知らせた方がいいですね。賃貸人変更通知書を送るのがいいでしょう。」
ミカコ「また書類か。。。じゃあ書類に、これからは、あたしに家賃を払いなさいって宣言すればいいんですね。」
濱西「まあ、ざっくり言えば、そういうことだね。継ぐ気満々なところ悪いんだけど、ミカコちゃんが大家の地位を継ぐ気がなかったら何をしたらいいだろうか?」
ミカコ「あたし、どんなことがあっても継ぎますよ。」
濱西「仮定の話だから。」
ミカコ「うーん、アパートを取り壊すとか?」
濱西「住んでる人はどうなるの(汗)」
ミカコ「そうかぁ。じゃあ、契約打ち切りですね。」
濱西「最終的にはそうなんだけどね。ここでも書類が登場します。賃貸借契約終了の申し入れをしましょうね。」
ミカコ「それしないと、どうなるんですか?」
濱西「賃貸借契約は、契約期間が決められてることが一般的で、原則この期間契約を終了することができません。」
ミカコ「ふんふんφ(・_・”)メモメモ」
濱西「さらに、契約満了となっても、正当事由がない限り、賃貸借契約は原則として更新されることになります。」
ミカコ「えー、じゃあ、どうすればいいんですか?」
濱西「大家を継がないっていうのは、立派な正当事由になるので、賃貸借契約の終了を申し入れればいいんだよ。」
ミカコ「そうなんですか。まっ、あたしは継ぐから大丈夫。働かず、家賃収入だけで生きていくの。」